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Ver.Final


Modeler:ブレキャミ氏




Ver.KaコンペFinal Edition


"震えているのか・・・

"左のモニター越しのボールの姿は・・・。

MSの隊列から上方に見える太陽の光の中から
大型の爪を持つ・・・ "奴"は舞い降りた・・・

"ドグワァ・・・"真空の宇宙でも爆発の際の衝撃は機体に伝わる。

震えるコック・ピット・・・
最初の攻撃で先行した後期型GM三機は爆光の中に消えた・・・

今、Luna-1の下方にはGMの残骸が太陽の光を浴びながらゆっくりと回転し消えていった・・・

上方の逆光の中・・・ "奴"は再び同じ場所に姿を晒した・・・航空機の様な姿に大型の爪を持つ姿は・・・。

 黒翼の大天使・・・如く

ジオン訛りの音声がノイズ混じりの味方の通信に割り込んでくる。

"ワレ・・は・・・ナンジ・・・等に・・裁キを与エン・・・"

聖書の一説を利用した初級者レベルの心理戦・・・だが・・・これ程までの戦力差を見せ付けた後には有効。
 接近戦を前提としないボール乗りの単座シートの隣には今・・・"死"が座ってル。

旗艦リンドブルムとの通信はジャミングの中・・・途絶したままである。
艦隊とデータ中継する筈のLuna−Ballは健在を確認・・・此処の宙域のボールとリンク継続中。

"怯えるな・・・Luna-1"


冷静に呟いてみた・・・
機械は怯えない・・・後方の司令部のメンツならそう言うであろう・・・。
だが現実に人の乗る機械は "怯える"・・・

天空で黒翼の大天使の鼓動がユラメイタ
"奴"は次の獲物を決めたようだ。
ゆっくりと降下し始めた時、次の獲物は誰なのか・・・判った。
襲われる側の共通認識。

味方全員の鼓膜の近く〜息が直接掛かり、耳咽に囁く声が聞こえるかのような恐怖。

”オ・・マエ・・・ダ・・・”   

左翼のボールを狙っている
私はLuna-1を加速させ 左翼のボールの上方 "奴"の視界に中へ・・・

"兵士は感情で動くな・・・"教官のかつての言葉がヨギッタ。
機械のように正確に素早く動くノーマルスーツの手。HUDで兵装のエンゲージを確認
私はLuna-1の照準器を眼に充てながら後方のLuna-Ballにサポート指示をだした・・・
無人機のボールは暗号コードで答えた・・・"神を恐れてはならない・・・人は無限なり。"

"アスギッシュ・・・ここでは笑えない冗句だ・・・彼女はO型体質のA型だし・・・"

一瞬の微笑みの後、私はビーム・ライフルのトリガーを引き搾った・・・


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